ワンピースの実写版ドラマは2023年8月31日よりNetflixにて配信中。2023年下半期の視聴時間が世界第1位の快挙となりました。
しかしワンピース原作マンガやアニメへの愛が強すぎるゆえに、ネット上では「ワンピースの実写版がひどい」と評価するファンの声も少なくありません。
この記事では、ワンピースの実写版ドラマ配信直後に全話一気見した筆者が「ワンピースの実写版がひどいと言われる7つの理由」について詳しく解説します。
その他、この記事では以下の項目について詳細に解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Netflix「ワンピース実写版がひどい」といわれる7つの理由
Netflixで配信中の「ワンピースの実写版がひどい」と言われる理由は以下の7つです。
1つずつ説明していきます。
過去の実写版のトラウマ
これまでにも多くの人気マンガ作品が実写化されてきましたが、中には原作ファンをがっかりさせるような作品も少なくありませんでした。
例えば以下の作品は、実写化したものの残念な評価の声が多く上がっています。
- 『暗殺教室』(2015)
- 『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009)
- 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2007)
このような過去のトラウマから、ワンピース実写版においても配信前から作品の内容を心配したファンが予告を見ただけで「ひどい」とSNS上などで評価をしていたことが原因の1つと考えられます。
テンポが早すぎる
Netflixで配信中のワンピース実写版は、原作マンガをドラマに構成し直すため、原作からの改変はある程度はしょうがないのかもしれません。
しかしルフィがゾロやナミたちと出会い、仲間になっていく過程の細かい会話や描写がかなり省略されています。そのため麦わらの一味が結束して友情を育んでいく描写に説得力がイマイチ感じられません。
ストーリーの展開のテンポが早すぎるため、内容が浅く感じられてしまうことが、ワンピースの実写版がひどいと言われる理由の1つでもあります。
大事なエピソードがない
Netflixで配信中のワンピース実写版はストーリーのテンポが早いことに加えて、大事なエピソードもかなり省略されているのも残念なポイントです。
例えば以下のエピソードやキャラクターはワンピース実写版には登場しません。
- ウソップ海賊団のたまねぎ・ピーマン・にんじんが登場しない
- クロネコ海賊団副船長だったジャンゴも登場しない
- バラティエにてクリーク海賊団のギンは登場するが、クリーク戦が省略
- サンジがバラティエを去るときのエピソードや土下座が省略
- アーロンパークにいるはずのタコのはっちゃんが登場しない
長いエピソードを全8話に収めるためとはいえ、原作ファンとしては少し残念です。
キャラがあっていない
Netflixで配信中のワンピース実写版に登場するキャラクターのほとんどは原作マンガのイメージ通りです。
しかし中には「ちょっとイメージと違う」という声が多く上がっているキャラクターがいます。
マキノさん
原作に比べるとややどっしりとした「おかみさん」風のイメージに変わっています。
ベン・ベックマン
原作と比べるとややスマートさに欠ける気がします。
霜月くいな
原作と比べると儚いイメージより強さが強調されています。
ノジコ
ココヤシ村に帰ってきたナミに唾を吐くシーンがあって、ややナミに対する嫌悪感が強すぎる印象があります。
ポリコレキャスティング
Netflixで配信中のワンピース実写版は、キャラがあっていないことに加え、ポリコレに配慮しすぎたキャスティングも否定的な意見を集める結果になってしまいました。
ポリコレに配慮しすぎたキャスティングとしてあげられる主なキャラクターは以下の3人です。
ルフィ
主人公のルフィは原作では肌の色が白いイメージでしたが、今回ルフィを演じるのはメキシコ出身の俳優イニャキ・ゴドイ。
しかしイニャキの天真爛漫な様子はルフィ役にピッタリ。原作者の尾田栄一郎氏もインタビューで「ルフィ役はイニャキしか考えられない」と言っています。
ウソップ
原作のウソップは黒い肌ではないものの、配役には黒人系のジェイコブ・ロメロ・ギブソンを起用。しかし、ウソップ特有の長い鼻じゃなくてもあまりにもイメージ通りなので、違和感がありません。
ウソップの声を長年演じている声優の山口勝平さんも「あまりにもウソップの動きだった」とお墨付き。
ノジコ
ナミの義理の姉であるノジコを演じるのは黒人系の俳優です。原作のノジコは黒人系のイメージがなかったのでやや違和感を感じる人も。
キャラクター設定も原作より「ナミへの嫌悪感を強めに出しすぎているのでは?」という印象がありました。
最近ではポリコレに配慮した配役は何かと話題になりがちです。
しかし原作者の尾田栄一郎氏が納得した配役なので、個人的な好みによる評価の声も多いようです。
ちなみにワンピースのキャラクターにはなんとなく「どこの国の出身」というイメージがあることが原作者の尾田栄一郎氏により公開されています。
これを見るとワンピース実写版のキャスティングは、ほぼイメージ通りですね。
キャラクター名 | イメージ国 |
---|---|
ルフィ | ブラジル |
ゾロ | 日本 |
ナミ | スウェーデン |
ウソップ | アフリカ |
サンジ | フランス |
ロビン | ロシア |
フランキー | アメリカ |
ブルック | オーストリア |
ジンベエ | インド |
アクションシーンがイマイチ
原作マンガやアニメで描かれる迫力のあるアクションシーンですが、Netflixで配信中のワンピース実写版となるとやや不自然に感じるシーンも。
そもそもルフィのゴムゴムの実の能力は、実写版でみるとあまり強そうに感じられません。
しかしゾロやミホークの剣術のシーンや、ワイヤーアクションなどを派手に使ったシーンはスピード感もあり見応えがありました。
残酷なシーンを描いている
Netflixで配信中のワンピース実写版では、第1話から以下のやや残酷なシーンが描かれています。
- アルビダが老人に棍棒を振り下ろしたあと、血だらけの床をコビーが掃除する
- ゾロ初登場のシーンでバロックワークス社に勧誘にきたMr.7を上下真っ二つに斬る
また道化のバギーが原作より不気味な描かれ方をしていたり、ワンピースの世界で利用してるカタツムリ型の電伝虫がリアルすぎてグロテスクだという意見もあります。
ワンピース実写版は本当にひどい?子どもに見せるときの注意点
Netflixの年齢制限ではワンピース実写版は「13+」に指定されており、推奨年齢は13歳以上とされています。
ワンピースの原作マンガやアニメは子どもにも大人気なので、実写版も楽しみたいお子さんも多くいることでしょう。
ここでは、ワンピース実写版を子どもに見せるときに注意したほうがいい3つの点について解説します。
残酷なシーンがある
Netflixで配信中のワンピース実写版には第1話から、血が出るやや残酷なシーンが登場するので、血が苦手なお子様には注意してあげた方がよさそうです。
注意したいシーンは以下のとおり
- 冒頭、ゴールド・ロジャーの処刑シーン
- アルビダが老人に棍棒を振り下ろしたあと、血だらけの床をコビーが掃除するシーン
- ゾロ初登場の際、バロックワークス社に勧誘にきたMr.7を上下真っ二つに斬るシーン
また、近海の主や道化のバギー、魚人族、電伝虫などは大人でもリアルでグロテスクと感じる人もいるので、お子様には特に注意してあげてください。
画面が暗い
Netflixで配信中のワンピース実写版では、夜のシーンやバギーが登場するサーカス場のシーンの画面がやや暗すぎて見づらい感じがしました。
暗い場所や暗いシーンが苦手なお子様には注意してあげてください。
字幕にフリガナがない
Netflixで配信中のワンピース実写版は、英語でも日本語吹き替えでも楽しむことができます。
しかし子どもと見る際は、日本語字幕にはフリガナがつかないため、読めない漢字が多い小さいお子様には吹き替えで見ることをオススメします。
吹き替えはほぼ全員アニメと同じ声優さん!
ワンピース実写版各エピソードの見どころ
Netflixで配信中のワンピース実写版全8話の各エピソードごとの見どころを解説します。
心に残る名セリフや思わず涙してしまう名シーンがたくさんあるので要チェック。
エピソード①「ROMANCE DAWN」
エピソード①の見どころは、まず冒頭の海賊王ゴールド・ロジャー処刑のシーンです。おなじみのナレーションから始まり、これから大海賊時代が始まるというワクワク感が高まります。
また、若き日の赤髪のシャンクスやミホークが処刑台を見上げているという原作ファンにはたまらない実写オリジナルのシーンにも感動。
ルフィが海軍を目指すコビーと出会うシーンはほぼ原作通り。ゾロやナミと出会い仲間になっていく過程はドラマオリジナルですが違和感なく入りこめます。
ゾロがMr.7により、バロックワークス社に勧誘されるが断り、Mr.7を斬ってしまうオリジナルシーンが加えられています。
ルフィの祖父・ガープ中将も早々に登場しますが原作そっくりの容姿に驚き。また海軍の描写には非常にリアリティがあります。
電伝虫が超リアル!
シェルズタウンの壁に貼られている手配書には、アルビダやバギーの他に、よくみるとベラミーやフォクシー、キャベンディッシュの姿が。かなり細かい演出には、原作ファンも大喜びです。
シェルズタウンで繰り広げられるモーガン大佐やヘルメッポとのいざこざも緊張感がありつつ、物語はテンポよく進んでいきます。
またラストに登場する道化のバギーの再現度の高さも見もの。バギーは原作よりかなり不気味な感じに仕上がってました。
エピソード②「THE MAN IN THE STRAW HAT」
エピソード②の見どころは、道化のバギーとの決闘シーンと、織り込まれる10年前のルフィと赤髪のシャンクスのエピソードです。
道化のバギーは原作マンガよりやや不気味さを増しています。バラバラの実の能力で体がバラバラになるシーンは流石の最新技術で全く違和感なく楽しめます。
オレンジの町の町長ブードルさんは登場しますが、犬のシュシュが亡くなった主人の形見であるペットフード屋を守るエピソードは省略されてしまいました。
バギーに海水の入った水槽に閉じこめられたルフィは、10年前に近海の主に襲われて溺れていたところをシャンクスに助けられた過去を思い出します。
自分のせいで片腕をなくしてしまったシャンクスとの別れのシーン。「ワンピースを見つけて海賊王になる」とシャンクスの前で宣言するルフィに、シャンクスは「俺の大切な帽子をお前に預けよう」と言ってルフィに被せます。
帽子をずらしたときに見える幼いルフィの泣き顔に思わずもらい泣きしてしまいます。
あまりにも有名なシーン!原作通りで感動の嵐。
そしてシーンは現在に戻り、船上でナミはルフィの麦わら帽子を直してあげます。ゾロはルフィに「お前といると毎日こうか?」と呆れたようにたずねます。
ルフィは答えます。「シャンクスが言ってた。進む道が楽すぎるときはその道は間違ってる。」
心に残る名セリフですね。
エピソード③「TELL NO TALES」
エピソード③の見どころは、シロップ村でのウソップとメリー号との出会い。
シロップ村は造船が盛んな設定に変わっています。ルフィは造船業を営むお金持ちのカヤにメリー号がほしいと直談判をしに行きます。
しかしカヤの財産乗っ取りを企む執事のクラハドール(元クロネコ海賊団船長クロ)や子分のシャムとブチに邪魔をされ、一味は大ピンチ。
シャムが女性の設定に変わっていて新鮮!
ウソップは街の人たちに「海賊がきた!海賊がいるんだ」と助けを求めますが、小さい頃から「海賊が来た」と言い続けていたウソップのいうことは、誰にも信じてもらえません。
ウソップの「海賊が来た」というウソは、海賊になった父親(ヤソップ)が帰って来て母親を元気にしたい、という願いと優しさからくるウソだったのです。
ウソップは母親との悲しい別れのシーンを回想して、エピソード③は終わります。
エピソード④「THE PIRATES ARE COMING」
エピソード④の見どころは、ゾロの子どもの頃の回想と、クロネコ海賊団との決闘・決着です。
シャムとブチに井戸に投げ込まれてしまったゾロは、井戸から這い出ようとする際に子どもの頃のことを思い出します。
シモツキ村で剣術を教わりながら成長したゾロは、ライバルでもあり友人でもあった”くいな”を事故でなくしていました。
ゾロが肌身離さず身につけている刀は、くいながなくなったときにくいなの父親から譲り受けた大切な刀、和道一文字です。
場面は現在に戻り、今にもクラハドールがカヤに襲いかかろうとしたそのとき、復活したルフィが助けに戻って来ます。ゾロは子分のシャムとブチを叩きのめします。
カヤの屋敷内で繰り広げられるアクションシーンはなかなかの見もの。
助けてくれたお礼にカヤにメリー号をもらって、ウソップとともにルフィたちは旅立ちます。
ラスト、旅立ちをためらうウソップの背中を押すためにカヤはウソップにキスをします。
原作にはなかった展開に思わず「キャー!」となりました。
ついにメリー号を手に入れた麦わらの一味。いざ出航のとき、ガープ率いる海軍に見つかり大砲を撃ち込まれます。
ルフィはガープを見つけ「じいちゃん?」と呟き、仲間が「じいちゃん?」と聞き返したところでエピソード④は終わります。
エピソード⑤「EAT AT BARATIE!」
エピソード⑤の見どころは、バラティエでのサンジとの出会いと、王下七武海ミホーク対ゾロの戦いです。
ガープの砲撃からなんとか逃げ出した麦わらの一味は、海上レストラン「バラティエ」にたどり着きサンジと出会います。
リアルなバラティエに実際に行ってみたくなる!
無銭飲食をしたルフィはバラティエのシェフ・ゼフに皿洗いを命じられ、厨房でサンジの夢・オールブルーの話を聞きます。
一方ガープは王下七武海のミホークにルフィ討伐を指示。海軍と海賊の協力関係を知ったコビーは葛藤します。
ミホークと船上で出会ったゾロは、ミホークを倒して世界一の剣豪になるため翌日の決闘を申し込みます。
翌日、一味はゾロとミホークの決闘を見守りますが、ゾロは敗北。ゾロが大怪我を負ってしまうところでエピソード⑤は終わります。
エピソード⑥「THE CHEF AND THE CHORE BOY」
エピソード⑥の見どころは、サンジの子どもの頃の回想と、サンジが仲間になるまでです。
大怪我を負ったゾロの手当てをしてくれたバラティエのオーナー・ゼフとサンジ。一味はサンジから、子どもの頃にゼフと出会った話を聞きます。
その頃、バラティエに魚人族のアーロンが襲来。アーロンは道化のバギーにそそのかされ、グランドラインへの地図を持っているルフィたちを追いかけて来たのでした。
店で乱暴を働くアーロンたちにルフィたちは立ち向かいますが、ここでナミが実はアーロンの仲間だったことが発覚。ナミは海図を持ってアーロンたちとバラティエをあとにします。
原作でのドン・クリーク戦が省略され残念。
ルフィたちとナミは別れてしまいますが、ずっと眠っていたゾロが目を覚まし、みんなでナミを追う決心をします。
サンジはバラティエとオーナー・ゼフに別れを告げ、麦わらの一味とともに旅立つことに。ここでエピソード⑥は終わります。
エピソード⑦「THE GIRL WITH THE SAWFISH TATOO」
エピソード⑦の見どころは、ココヤシ村をアーロン一味に襲われたナミの子どもの頃の回想です。
またルフィを追いかけるガープとバラティエのオーナー・ゼフとの対話も原作にはないオリジナルの展開ではありますが、見応えがあります。
育ての親ベルメールをアーロンに殺されたナミは、自らの意思でアーロン一味に入ることを決心します。
自分の航海士としての能力を買ってもらい、仲間になる代わりに1億ベリーでココヤシ村を取り戻す約束をアーロンと交わします。
しかしせっかく貯めた1億ベリーをアーロンの企みにより海軍に奪われてしまうナミ。絶望したナミは追いかけてきたルフィに助けを求めます。
「ルフィ助けて」「あたりまえだー!」という原作通りの名シーンでエピソード⑦は終わります。
何度見ても泣ける名シーン!
エピソード⑧「WORST IN THE EAST」
エピソード⑧の見どころは、麦わらの一味とアーロン一味の決闘、そしてルフィとガープの対決です。
ルフィに海兵になってほしかったガープと海賊王を目指すルフィとの対決は原作にはないオリジナルストーリー。ガープはルフィの覚悟がどれだけのものかを確かめるために本気で挑むのでした。
アーロン一味を倒したことで、ついにルフィに懸賞金がかけられ手配書が出ることに。自分の手配書を仲間に自慢するルフィ。
フーシャ村のマキノさんやシロップ村のカヤ、バラティエのオーナー・ゼフはルフィの手配書を見てうれしそうな表情を見せます。
ガープはコビーとヘルメッポに個人的に特訓を行うことを伝えます。
赤髪のシャンクスの元に、王家七武海のミホークがルフィの手配書を届にやって来ます。手配書を見て喜ぶ赤髪海賊団。
メリー号にはココヤシ村のみかんの木が置かれ、ルフィたちは新しい海賊旗を掲げます。麦わらの一味は樽の上に足を乗せてそれぞれの夢を改めて宣言。
ルフィたちのグランドラインを目指す冒険がこれから始まる、というところでエピソード⑧は終了かと思いきや、ラスト、ルフィの手配書にタバコの火を押し付ける男性の後ろ姿が。
シーズン2でのスモーカー大佐の登場を期待させる演出で全てのエピソードが幕をおろします。
ワンピースの実写版は原作コミックス11巻までの内容です
ワンピース実写版全キャラクター紹介
Netflixで配信中のワンピース実写版に出演している全キャラクターの俳優・日本語吹き替え声優について紹介します。
モンキー・D・ルフィ
主人公モンキー・D・ルフィを演じるのはメキシコ出身の俳優イニャキ・ゴドイ。日本語吹き替えはアニメ同様、田中真弓さんが務めます。
イニャキは2003年8月25日生まれの20歳。
これまでにNetflixのドラマ『そしてサラは殺された』(2021)、『インパーフェクト』(2022)に出演。
子どもの頃からメキシコのナショナルシアターカンパニーで演技や歌、ダンス、スタントなどのレッスンを受けていました。
プライベートでは、脱毛症の妹のサポートのため、子どもの脱毛症を支えるプロジェクトGrupo Mexicoを支持しています。
ルフィ役の大抜擢により、今後人気が爆発しそう。
ルフィの子供時代を演じるのは、コルトン・オソリオ。
イニャキが出演したNetflixのドラマ『そしてサラは殺された』(2021)、『インパーフェクト』(2022)を見るならNetflixを安く見る方法も参考にしてみてくださいね。
ロロノア・ゾロ
剣士ロロノア・ゾロを演じるのは、日本でも大活躍中の新田真剣佑。日本語吹き替えはアニメ同様、中井和哉さんが務めます。
新田真剣佑は、1996年11月6日生まれの26歳。アメリカ、カリフォルニア州にて俳優・千葉真一の長男として誕生。弟は眞栄田郷敦。
幼少期から空手・体操・水泳・ピアノの稽古にあけくれ、高校卒業までハリウッドで暮らしていました。
2016年公開の映画『ちはやふる』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。
このとき演じた役名「綿谷新(わたやあらた)」が芝居を改めて志すきっかけになったとして、芸名を「前田」姓から、新田真剣佑に改名しました。
ゾロの剣術シーンはさすが!の一言につきます。
ゾロの子供時代を演じるのは、マクシミリアン・リー・ピアッザ。
U-NEXTやAmazonプライムビデオでは新田真剣佑出演の『ちはやふる』シリーズ見放題!
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ナミ
航海士ナミを演じるのは、エミリー・ラッド。日本語吹き替えはアニメ同様、岡村明美さん。
エミリーは、1993年2月24日生まれの30歳。アメリカ出身の女優で、Netflixのホラー映画3部作『フィアー・ストリート』でシンディ・バーマンを演じました。
エミリーはもともとワンピースの原作マンガの大ファンだったそう。
実写シリーズの製作を知ると、髪をオレンジ色に染めショートカットにし、自身のアクション動画をSNSに投稿するなど猛アピールを続け、見事ナミ役を勝ち取りました。
ナミの子供時代を演じるのは、リリー・フィッシャー。
エミリーはAmazonプライムビデオオリジナルドラマ『ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜』エピソード4「秘密の重み」にも出演しています。
ウソップ
ウソップを演じるのは、ジェイコブ・ロメロ・ギブソン。日本語吹き替えはアニメ同様、山口勝平さん。
ジェイコブは1996年7月11日生まれの27歳。ジャマイカ出身のアメリカ人俳優です。
ドラマ『グレイズ・アナトミー』(2019)や『グリーンリーフ』(2019〜2020)に出演していました。
ウソップ役を務めるにあたり、かなり長い間狙撃の練習をしたようです。ワンピースの好きなエピソードは「アラバスタ編」だとインタビューで答えています。
ウソップの子供時代を演じるのは、ケヴィン・サウラー。
ジェイコブが計15エピソード出演している『グリーンリーフ』はNetflixで視聴可能!
サンジ
コックのサンジを演じるのは、タズ・スカイラー。日本語吹き替えはアニメ同様、平田広明さん。
タズは1995年12月5日生まれの27歳。スペイン、カナリア諸島出身の俳優で、スペインとイギリスの2重国籍を持っています。
2019年公開の『キル・チーム』で長編映画デビュー。2021年公開の映画『ボイリング・ポイント/沸騰』ではバーテンダーを演じました。
サンジ役に決まる前から料理が趣味だったようで、インスタグラムには見事な一皿を披露しています。
サンジの子供時代を演じるのは、クリスチャン・コンヴェリー。
シャンクス
シャンクスを演じるのは、ピーター・ガディオット。日本語吹き替えはアニメ同様、池田秀一さん。
ピーターは1986年1月2日生まれの36歳。イギリス出身の俳優です。2010年の俳優デビュー以降、さまざまな映画やドラマなどに出演しています。
ベン・ベックマン
ベン・ベックマンを演じるのは、ラウド・リーベンベルグ。日本語吹き替えはアニメ同様、田原アルノさん。
ヤソップ
ヤソップを演じるのは、スティベル・マーク。日本語吹き替えはアニメ同様、小林通孝さん。
ラッキー・ルゥ
ラッキー・ルゥを演じるのは、ントランフラ・モーガン・クトゥ。日本語吹き替えはアニメ同様、土門仁さん。
マキノ
マキノを演じるのは、キャスリーン・スティーブンス。日本語吹き替えはアニメ同様、大本眞基子さん。
ヒグマ
ヒグマを演じるのは、テイマー・ブルジャック。日本語吹き替えはアニメ同様、岸野幸正さん。
ガープ
ガープを演じるのは、ヴィンセント・リーガン。日本語吹き替えはアニメ同様、中博史さん。
コビー
コビーを演じるのは、モーガン・デイヴィス。日本語吹き替えはアニメ同様、土井美加さん。
ヘルメッポ
ヘルメッポを演じるのは、エイダン・スコット。日本語吹き替えはアニメ同様、永野広一さん。
アルビダ
アルビダを演じるのは、イリア・イソレリス・パウリーノ。日本語吹き替えはアニメ同様、松岡洋子さん。
バギー
バギーを演じるのは、ジェフ・ワード。日本語吹き替えはアニメ同様、千葉繁さん。
モーガン
モーガンを演じるのは、ラングリー・カークウッド。日本語吹き替えはアニメ同様、銀河万丈さん。
カヤ
カヤを演じるのは、セレステ・ルーツ。日本語吹き替えはアニメ同様、國府田マリ子さん。
クロ(クラハドール)
クロ(クラハドール)を演じるのは、アレクサンダー・マニアティス。日本語吹き替えはアニメ同様、橋本晃一さん。
ミホーク
ミホークを演じるのは、スティーブン・ウォード。日本語吹き替えはアニメ同様、掛川裕彦さん。
ゼフ
ゼフを演じるのは、クレイグ・フェアブラス。日本語吹き替えはアニメ同様、樋浦勉さん。
アーロン
アーロンを演じるのは、マッキンリー・ベルチャー3世。日本語吹き替えは、東地宏樹さん。(アニメでは小杉十郎太さん)
霜月くいな
霜月くいなを演じるのは、オードリー・サイモン。日本語吹き替えはアニメ同様、豊嶋真千子さん。
霜月コウシロウ
霜月コウシロウを演じるのは、ネイサン・キャッスル。日本語吹き替えはアニメ同様、乃村健次さん。
ベルメール
ベルメールを演じるのは、ジェンナ・ガロウェイ。日本語吹き替えはアニメ同様、日髙のり子さん。
ノジコ
ノジコを演じるのは、キオマ・ウメアラ。日本語吹き替えはアニメ同様、山崎和佳奈さん。
ゴール・D・ロジャー
ゴール・D・ロジャーを演じるのは、マイケル・ドーマン。日本語吹き替えはアニメ同様、津嘉山正種さん。
その他のキャスト
その他に出演しているキャストは以下のとおり。
- リカ:カムディン・ゲイリー(宇和川恵美)
- リリカ:ニコール・フォーチュン(疋田由香里)
- カバジ:スヴェン・ルイグログ(遠藤守哉)
- シャム:ビアンカ・ウーストハイゼン(庄司宇芽香)
- ブチ:アルバート・プレトリウス(高戸康弘)
- メリー:ブレッド・ウィリアムズ(土門仁)
- バンキーナ※ウソップの母親:シャンテ・グレインジャー(岡村明美)
- クリーク:ミルトン・ショール(立木文彦)
- ギン:バム・リタ(小野健一)
- パティ:ブラシャード・メイウェザー(稲田徹)
- フルボディ:ジャン・アンリ(石川英郎)
- クロオビ:ジャンドル・ル・ルー(江川央生)
- チュウ:レン・バリー・サイモンズ(小野坂昌也)
- ゲンゾウ:グラント・ロス(塩屋浩三)
- ネズミ:ロリー・アクトン・バーネル(西脇保)
- ボガード:アーマンド・オーキャンプ(竹本英史)
- 先代のMr.7:ベン・カシマレ(竹内良太)
- 海賊A(第一話):(神谷浩史)
- ナレーション:イアン・マクシェーン(大場真人)
かなり細かい端役まで、実際のアニメ声優さんを起用していて製作陣のこだわりと強い愛を感じます。
ワンピース実写版シーズン2はある?いつから?
Netflixで配信中のワンピース実写版シーズン2の撮影は2024年6月からスタートし、2025年に配信開始予定だと言われています。
原作者の尾田栄一郎氏もチョッパーの登場を示唆したコメントを発表!
シーズン1の1話分の制作費は約26億円とのこと。シーズン2にも同様のクオリティを求めると、やはりある程度の時間が必要なようですね。
シーズン2の最新情報やキャストについては以下の記事をチェックしてね!
結論|Netflixのワンピース実写版はひどくない!子どもに見せるときだけ注意して
この記事では、Netflixで配信中の「ワンピース実写版がネット上でひどい」と言われている理由と子どもに見せるときの注意点について解説しました。
「ワンピース実写版がネット上でひどい」と言われている理由は以下の7つ。
しかし、ひどいと評価していた声のほとんどは配信前のもので、配信後はかなりの高評価を得る結果となりました。
Netflixでは本作品の対象年齢を13歳以上に推奨していることから、13歳以下のお子様と視聴する際は流血シーンなどがあること、画面が暗いこと、字幕にフリガナがないことなどに注意してあげてください。
ワンピース実写版は、原作ファンも原作未読の人も楽しめるクオリティの高いエンタメ作品です。「ワンピースの世界って本当にあるんだ!」と思わせてくれる再現度にとてもワクワクしました。
まだ見ていない人はぜひ一度確認してみてくださいね。